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★円(日本)
金利が低いのが最大の特徴。アメリカへの輸出が多いので、米ドルの行方に左右されやすい。また、同じアジア圏の通貨である中国人民元の動きに影響を受けやすい面もある。


★米ドル
世 界の中心の基軸通貨。外国為替市場の8割以上が米ドルがらみの取引なので情報が豊富。アメリカの金融政策や貿易、雇用などの経済指標によって価格が大きく 変動する場合がある。重要な通貨であるため、新聞やニュース、インターネットなどから情報も得やすくなっており、取引の判断がしやすい通貨である。


★ユーロ
欧州13カ国の統一通貨であるユーロは、為替市場で米ドルに次ぐ取引量を誇り、第2の基軸通貨としての存在感を増している。各国が通貨保有高を増やしている。米ドルが下落するときはユーロが退避先となり買われやすい傾向がある。


★英ポンド

イ ギリスがインフレ重視の政策をとっているので、金利が高いのが特徴。英国はEU加盟国ながらユーロ導入については国民からの反対が多く、当面は実現しない 見通しで、導入が具体化した場合は英ポンド相場に大きな影響をもたらすと予想される。流通性が比較的に少ないため、短期的な局面で、急激にポンド相場が変 化します。特に金利の変動により為替レートに影響がでる傾向にあります。同じヨーロッパ圏の通貨であるユーロとの関係が深い。


★スイスフラン
ス イスは永世中立国であるため、政治的中立性から伝統的に安全な通貨として広く認知され、スイスフランは、金利水準そのものは非常に低く、金利狙いで投資す る通貨ではないが、戦争や紛争が発生したときに資金が集まりやすい退避通貨としての特性がある。スイスは輸出に対する依存度が高い。同じヨーロッパ圏の通 貨でありながらユーロとの相関性は低い。


★オーストラリアドル
オーストラリアは、原油、金、鉄、銅などの資源輸出国なので、これらの商品相場との関連が深い。国内経済は安定の傾向にあり、金利が高いのが特徴。通貨の愛称はオージー。


★ニュージーランドドル
経済規模は小さいが、金利が高いのが最大の特徴。隣国のオーストラリアドルとの相関性が高い。通貨の愛称はキウィ。


★カナダドル
カ ナダは金、鉄、木材、オイルサンドなどの資源国なので、これらの商品相場の影響を受けやすい。カナダは米国との経済関係が非常に強い国のため、米国の金融 政策や雇用・消費などの経済統計の発表に対しても反応することが多い。全体的にリスクの少ない通貨と言え、リスク分散の観点から考えた場合には注目の通貨 であるともいえる。


★南アフリカランド
南アフリカは、金、ダイヤモンドなどの資源輸出国なので、これらの商品相場との関連が深い。金利が高いのも特徴。2010年サッカーW杯開催国として注目を集めている。通貨の愛称は、ナンアランド。
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