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投資で負ける人の心理


投資で負ける人、それは合理的な考え方できず、感情的に物事を考える人が多いと思います。

例えば80万円程度の車が故障し、修理に出したところなんだかんだと言われ、30万円払ったとします。

暫く車を使っていると、事故を起こしてしまい、修理代として60万円かかるといわれました。こういった状況のときあなたならどうしますか?

先に30万円修理代を投資し、今度は60万円です。先に30万の修理をしていなかったら80万の車を60万だして修理する人はあまりいないのではないでしょうか。

だけど先の30万の修理代が無駄になってしまうという心理で修理をしてしまう人がいるのではないでしょうか。その人は負けやすい人だと思います。

なぜなら、最も合理的な行動は買い換えることだからです。

この心理状態はサンクス・コスト効果といわれるものです。含み損を抱えている投資家と同じです。ポジションを持ってないならばショートでポジる状況なのに、先にロングで取ったポジションが損を抱えてるので、ナンピンしてカバーしようとする人は結構いるのではないでしょうか。サンクス・コスト効果の怖いところは先に投資したコストが大きければ大きいほど、心理的効果が増幅されるというところです。

損を確定するのは辛いですが、それが最も重要なことなんですよね。
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